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IEからArcまで、2003年生まれのブラウザ遍歴

2026年9月21日

IEからArcまで、2003年生まれのブラウザ遍歴

2003年生まれの自分が、これまで使ってきたWebブラウザを振り返ってみる。

Chrome、Firefox、Safariといった定番だけでなく、Lunascape、Cent Browser、Kinza、Sleipnirなど、並べてみると随分いろいろ試していた。

特に中高時代は、学校の貸与PCに入っていたブラウザが古く、うまく表示できないWebサイトが増えていた。しかも、アプリのインストールには制限がある。そこで、インストールできて、ちゃんとWebサイトが見られるブラウザを探し回っていた。

ブラウザそのものが趣味だったというより、必要に迫られて試しているうちに、使ったことのあるブラウザが増えていった感じだ。

掲載しているスクリーンショットは2026年9月に撮影したものです。IEは仮想マシンで起動した画面です。

最初はInternet Explorerだった

小学生の頃は、Windows XPでInternet Explorerを使っていた。

当時の自分にとって、インターネットを見るための入口といえばInternet Explorerだった。ブラウザを選ぶという発想もあまりなく、最初から入っているものをそのまま使っていた。

仮想マシンのWindows XPで起動したInternet Explorer。「ページを表示できません」と表示されている。
小学生の頃に使っていたWindows XPのInternet Explorer。今回、仮想マシンで起動して撮影した。

中高時代も、貸与PCに入っていたInternet Explorerを使っていた。ただ、こちらはバージョンが古く、新しいWebサイトをうまく表示できないことが増えていった。

Windows 7のInternet ExplorerでYouTubeを開くと、「ブラウザをアップデートしてください」と表示された。
こちらは仮想マシンで起動したWindows 7のInternet Explorer。今回YouTubeを開くと、「ブラウザをアップデートしてください」と表示された。
表示ページ:YouTubeの対応ブラウザ案内

中高時代:学校PCで使えるブラウザを探す

Firefox

中高時代に愛用していたブラウザ。

Chromeとは見た目も操作感も少し違い、「別のブラウザを使っている」という感覚があった。

学校の貸与PCにも入っていたが、Internet Explorerと同じく、古いバージョンのままだった。Firefox自体が悪いというより、更新されないまま使い続けなければならないのがつらかった。

FirefoxでWikipediaを開いたところ。
FirefoxでWikipediaを開いたところ。
表示ページ:Wikipedia「Mozilla Firefox」

Opera

Firefoxと同じく、中高時代に長く使っていた。

貸与PCでは基本的にアプリのインストールがブロックされていたのに、なぜかOperaはインストールできた。

標準で入っていたブラウザでは表示できないサイトも見られたので、かなり重宝した。

好みで選んだというより、「インストールできて、Webサイトがちゃんと表示される」というだけで救世主だった。

Operaの画面。左側には各種機能やサービスのアイコンが並ぶ。
Operaの画面。左側には各種機能やサービスのアイコンが並ぶ。
表示ページ:Wikipedia「Opera」

Lunascape

中高の貸与PCで、かなり長く使っていた。

Operaと同じく、インストール制限のある環境で、なぜか導入できたブラウザの一つだった。

使い勝手もそれほど悪くなかった。少なくとも、貸与PCに入っていた古いブラウザを使い続けるよりは快適だった。

今でも名前を聞くと、学校PCのデスクトップ画面を思い出す。

Cent Browser

Lunascapeと並んで、長く使っていたブラウザ。

見た目や操作感がChromeに近く、使い方で迷うこともほとんどなかった。自分の用途では、Chromeの代わりとして十分だった。

特に印象に残っているのが、「ボスが来た」と呼ばれる機能だ。

特定のキーを押すと、ウィンドウが画面から消えるだけでなく、タスクバーにも表示されなくなる。もう一度操作すれば元に戻る。

学校で何に使っていたかについては深く触れないが、非常に優れた機能だった。

少し寄り道:そのほかに使ってきたブラウザ

スマートフォンやMacで使ったブラウザもあれば、試しただけで終わったものもある。ここで、そのあたりの話も振り返っておきたい。

Android標準ブラウザ

最初に使っていたAndroidスマートフォンに入っていたブラウザ。

当時は当たり前に使っていたが、今となっては、使い心地をあまり思い出せない。Chromeへ移行してから困った記憶もない。

使っていたことは覚えているのに、具体的な印象がほとんど残っていない。

Safari

Macを使い始めた頃に使っていた。

最初から入っていて、動作も軽かった。ただ、自分には使い続けたいと思うほどの理由がなく、その後はほかのブラウザへ移った。

一方で、複数のアカウントを使い分けたいときには重宝した。プライベートブラウズで、タブごとに別のアカウントにログインして使っていた記憶がある。

メインにはならなかったが、そういう便利さは覚えている。

Safariの画面。アドレスバーやタブの配置にも、ほかのブラウザとの違いがある。
Safariの画面。アドレスバーやタブの配置にも、ほかのブラウザとの違いがある。
表示ページ:Wikipedia「Safari」

Vivaldi

3日くらい使った。

細かくカスタマイズできて、多機能だったことは覚えている。ただ、自分には機能が多すぎたのか、使い慣れる前に元のブラウザへ戻ってしまった。

悪い印象はない。単純に、当時の自分には合わなかった。

Vivaldiの画面。ワークスペースやサイドパネルなど、操作項目が多い。
Vivaldiの画面。ワークスペースやサイドパネルなど、操作項目が多い。
表示ページ:Wikipedia「Vivaldi(ウェブブラウザ)」

Yandex Browser、Kinza、Sleipnir

どれも一度はインストールして試したことがある。

ただ、それぞれの良さが分かるほど使い込む前に、使わなくなってしまった。

特にKinzaとSleipnirは、日本で開発されたブラウザということもあって、名前はよく覚えている。一方で、どの機能を使っていたかはほとんど覚えていない。

ブラウザを探すこと自体が目的になって、インストールした時点で満足していたのかもしれない。

Tor Browser

ノーコメント。

悪用はしていない、とだけ書いておく。

Tor Browserの接続前の画面。まだネットワークには接続していない。
Tor Browserの接続前の画面。まだネットワークには接続していない。

現在:Arcをメインに、用途で使い分ける

Arc

現在のメインブラウザ。

自分はタブを大量に開いたままにしがちで、気づくとブラウザの上部がタブで埋め尽くされている。

Arcで気に入っているのは、一定時間が経つとタブが自動的に閉じられること。残しておきたいタブを置くエリアがあり、そこに置いていないタブは、いつまでも開きっぱなしにならない。

自分でこまめに整理しなくても、タブが溜まり続けない。この仕組みが自分には合っている。最初は独特な操作に戸惑ったが、慣れてからはかなり好きになった。

ほかのブラウザに戻ると、横一列に並んだタブが窮屈に感じることもある。

Arcの画面。左側のサイドバーにタブやお気に入りが並ぶ。
Arcの画面。左側のサイドバーにタブやお気に入りが並ぶ。

Google Chrome

Windowsをセットアップしたら、とりあえずEdgeを開いてChromeをインストールする。

特別に面白い機能があるから選んでいるわけではない。ただ、普段使うWebサービスで困ることが少ない。ブラウザに迷ったら、ひとまずChromeを入れておけばいいと思っている。

なんだかんだで頼りにしているブラウザだ。スマートフォンでも長く使っている。

Google Chromeの画面。ウィンドウ上部にタブが横に並ぶ。
Google Chromeの画面。ウィンドウ上部にタブが横に並ぶ。

Microsoft Edge

一方のEdgeはというと、「Windowsをセットアップした直後に一度だけ開くもの」という印象がなかなか抜けない。

Microsoftには少し申し訳ない。

Chromeを検索すると、検索結果の上にはEdgeの案内が。
Chromeを検索すると、検索結果の上にはEdgeの案内が。
表示ページ:Bingの検索結果

Brave

広告の多いWebサイトを見るときに使っている。

記事を読みたいだけなのに、画面の大部分が広告で埋まり、スクロールするたびに別の広告が出てくる。そういうサイトをBraveで開くと、かなり読みやすくなる。

メインにはしていないが、出番がはっきりしているので、ずっと入れてある。

BraveでWikipediaを開いたところ。
BraveでWikipediaを開いたところ。
表示ページ:Wikipedia「Brave(ウェブブラウザ)」

番外編:ChatGPT(Codex)アプリの内蔵ブラウザ

最近は、ChatGPT(Codex)アプリに内蔵されたブラウザもちょこちょこ使い始めている。

既存のブラウザからデータをインポートできるので、使い始めるときの手間が少ない。

特に便利なのは、自分で進めていた調べ物やタスクを、途中からそのままChatGPT(Codex)に引き継いでもらえることだ。ブラウザで作業している流れのまま、必要なところからAIに任せられる。この引き継ぎのスムーズさが気に入っている。

結局、ブラウザに何を求めているのか

中高時代に重視していたのは、学校PCへインストールできることと、Webサイトがちゃんと表示されることだった。Opera、Lunascape、Cent Browserを長く使ったのも、その条件を満たしていたからだ。

今はタブが自動的に閉じられて溜まり続けないArcをメインにしつつ、Chromeも使い、広告の多いサイトではBraveを開いている。昔は「使えるかどうか」が先だったが、今は「どう使いたいか」で選べるようになった。

今後もArcを使い続けるのか、また別のブラウザへ移るのかは分からない。

ただ、Windowsをセットアップしたら、まずEdgeでChromeをインストールする。その習慣だけは、しばらく変わらなさそうだ。